2011年02月27日

2011年2月のまとめ

2月は振り返ってみると、心身ともにあまり調子が良くなかったようで、上手く研究が進みませんでした。
後半はかなり調子が改善したので、3月はこの好調を維持してばりばり進みたいです。

<研究活動>

☆実験室実験実施
☆とある原稿作成
  →そのうち告知します♪
・実験データ処理
Salanie "The Economics of Contracts: A Primer, 2nd Edition"読み始める
・RA(データ処理)

<研究会等出席>

・AMTW
・関西労働研究会

<読んだ本>

今月も全然読めてません。。。読んだといえるものはこれだけ。



 →就活特集ということで読みました。雑多ですが、面白い記事もありました。

<その他>
・ゼミ送別会(幹事業)

<予告>

3月13日、阪大豊中キャンパス最寄りの石橋商店街で行われる「いしばし文化祭」にて、一般向けに私の研究紹介を行う予定です。後日正式に告知します!


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2011年02月07日

2011年1月のまとめ

ブログでは月間の記録をつけようと思いました。
(といっても、最近ブログで企画を始めては頓挫しているわけですが)

というわけで、少し遅れましたが2011年1月のまとめ。

<研究活動>

☆修士論文提出
・次の研究の案出し×2
  →修論後ぼーっとしないよう心がけてみました。
・2学期授業終了(スミス輪読、労働市場政策、実験経済学)
・日本経済学会春季大会申込み

<研究会等出席>

・社研セミナー
・CTW
・関労研
・ゼミ(4回)
  →論文レビュー1回、Abramovsky et al. (2011 J of Labor E)

振り返ってみると、あまり論文を読んでいない気がします。。。

<読んだ本>


ウミヒコヤマヒコの2分法は怪しいですが、全体的にはとても面白かったです。


移動中に読んだ小説。

<その他>

・年末年始は東京帰省
・月末、ゼミOB会などのために東京へ
 →月初も月末も東京にいるという珍しい月。
・サッカーアジア杯優勝!
・いろいろな人との飲み会がありました。


修論終わったというのに、2月は忙しい!1日1日を大事に頑張ります!

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2010年09月29日

[読書ノート] ルポ生活保護(2)

先日の記事の続き。

本書より引用してコメントしていく。

「第二のセーフティネットである雇用保険、最後のセーフティネットの生活保護の機能が弱くなると、劣悪な労働条件でも働かざるを得ない非正規社員が増える。すると、正規社員の労働条件の切り下げ、リストラが拡大し、非正規社員がさらに増える。その結果、労働市場が崩壊していく。」(p159)

この記述は一見納得してしまいそうだが、「保護機能弱体→非正規条件悪化」「非正規増加→正規条件悪化・非正規増加」「非正規増加→労働市場崩壊」のどの因果関係も正しいかどうかよくわからない。せっかくここまでで細かいデータや現状を見ているのだから、このようなまとめ方をしてしまうのは、とても勿体無いと思う。

「(釧路市の自立支援プログラムは)06年度から09年度までの4年間で、2455人が参加し、448人が仕事に就き、121人が保護廃止にこぎつけた。」(p170)

就業率は20%程度、保護廃止率は5%程度といったところ。本書ではプログラムの成果を強調しているが、僕には自立支援の難しさを強く印象づけた。

「東京都は2008年度から生活保護家庭の小中学生に直接、塾代を支援している。対象者は区、市によって異なる場合もあるが、上限は小学一年生から中学二年生まで年間10万円、中学三年生は15万円。夏期、冬期講習にも使える。(p206)

僕の価値観では信じがたい制度(特に小学生)なのですが、もはや塾は必要不可欠なものなのでしょうか。公教育の根本的なところを問いたいです。

「本書では生活保護の不正受給問題をあえて取り上げなかった。生活保護に限らず、どこでも、制度を悪用しようとする不届き者がいる。そうした人を厳しくチェックし、排除することはどの制度にあっても当然、必要なことだ。だからといって、その制度や制度利用者を問題視することはおかしい。」(p243)

どこに怒りが向いているのかはわかりませんでしたが、あまり建設的でない姿勢が目につきました。「制度を問題視する」ことは程度の差はあれ、より良い制度設計のために必要なことなのではないでしょうか。(制度の存在を問題視するのはおかしい、くらいの意味なのだとは思いますが)


場当たり的なコメントとなってしまいましたが、感想は以上です。


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2010年08月12日

アダム・スミスに触れて(前)

この夏学期、授業をきっかけに、アダム・スミスに触れることができた。アダム・スミスと言えば、「経済学の父」と呼ばれる18世紀の経済学者・哲学者であり、代表的(そして唯二の)著作は「道徳感情論」「国富論」である。


私が今学期輪読したのは「道徳感情論」の第4〜6篇(全7篇、第6版の表記)であり、またスミスの考えの全体像をつかむため、先生の「アダム・スミス」(中公新書)を読んだ。先生の授業・本ともに明解な解説もあり、スミスの考えを一端ではあるが深く知ることができたと思っている。(新書は読みやすくスミスの考えがよく理解できるので、おすすめです。)


感銘を受けたのは、スミスの幅広い人間観である。「道徳感情論」には様々な人物像が記されている。慎慮ある人、野心的な人、虚栄心にあふれた人、勤勉な人、高慢な人、自己規制のできる人、できない人…そして彼らの良い点・悪い点が冷静に描かれており、一方的にある特性のある人を賞賛することはない。また彼ら及び彼らの評価が、慣習や流行の影響を大きく受けることも記されている。


ではスミスは、「利己的個人」についてはどう考えていたのであろうか?「利己的」行動と市場経済の関係―「見えざる手」との関係―はいかなるものであろうか?次のエントリーでは少しこの疑問について考えてみようと思う。(なんかずいぶんカタい書き方になってるなぁ…)




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2010年05月14日

研究計画について

そういや、私がどんな研究がしたいか、する予定なのか、まだ書いてなかったので書いておこうと思います。出し惜しみしておこうかな、とも感じていたのですが、twitterにて「出し惜しみなんてすんなよ!」と言った言葉を目にしたので書くことにします。


私の専門は、おそらく皆さんもご存知なように、労働経済学です。そして私が行おうと考えているのは、見ている方には予想できたことかもしれませんが、実験室実験です。言うなれば、私は『実験労働経済学』を今後しばらくやっていこうと考えています。


実験室実験は、近年注目を集めている「実験経済学」の中の主要な一分野で、(ちなみにもう1つに「field実験」があります。)被験者を実験室に集め、何らかの意思決定や作業を行ってもらい、そのデータから様々な分析を行うものです。労働の文脈では、「企業」の行動はどうなるか、「労働者」の行動はどうなるか、「経済全体」としては何が起こるか、を考えることになります。


労働経済学における実験室実験は、まだそこまで多くないですが、確実に地位を高めつつあると私は感じます。参考文献としては、Palgraveの行動/実験経済学事典に収録された

Falk and Gachter "experimental labour economics"

があります。また、まだ読んでいないのですが、

Charness and Kuhn(2010) "Lab Labor: What Can Labor Economists Learn from the Lab?" NBER Working Paper No. 15913

が労働経済における実験について詳しく述べているようです。(Handbook of Labor Economicsに掲載予定だそうです。)


まだどっちに転ぶかわからない感のある実験室実験ですが、お遊びでなく、労働経済学のメインストリームの一部となると確信して頑張る所存です。


何だか気恥ずかしいですね。ではでは!(どんな実験をやるかは結局出し惜しみするわけです。)


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2010年05月09日

2010年1学期の様子

ご無沙汰しております。4月が怒涛の忙しさだったので、ほとんど更新できませんでした。1学期も1月経ちましたので、近況報告といきたいと思います。


今学期は授業が週5コマ、ゼミが週2回(発表は月1ー2回)、研究会が月2回、+簡単な作業(バイト)というペースで進んでいます。ちょっと授業が多い感じですが、単位が足りないので仕方ない面もあります。


非常に簡単ですが授業のレポートをしていきます。


・組織の経済学(応用契約理論)
各自興味ある論文の輪読。来週は自分のターンで、Garicano and Heaton(2010 J. of Labor)を発表予定。


・経済学史
アダム・スミス「道徳感情論」の輪読。個人的に最もアツい授業。スミスの鋭い洞察に心打たれています。授業は原著ですが訳書(水田訳)を合わせて読んでいます。先生の新書も早めに読みたい。


・労働市場政策
主にThe Economics of Imperfect Labor Marketsに沿って進んでいく。過去ログのとおり、半分くらいは読んでいるので、半分予習・半分復習といった感じです。


・実験経済学
毎回、まず実際に実験を行い、その元となった論文を解説、その後実験用プログラムzTreeを学ぶ、といった流れ。自分でプログラムをどんどん動かしたいのだが、今のところあまり余裕がなくできず。そろそろやってみないと。


・貿易
貿易論の基礎。今は基本的な関税政策をやっています。


5月からは多少は余裕あると思うので、読んでる/聞いた論文の話など書いていきたいと思っています。


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2010年02月23日

[論文]Ishida(2006) "Optimal Promotion Policies with the Looking-Glass effect"

Ishida,J "Optimal Promotion Policies with the Looking-Glass effect" Journal of Labor Economics, 2006


"Looking-Glass effect"(鏡映的自己)とは、心理学の概念で、「他者の言動を通じて自分を理解する」ということである。人間、自分とは如何なる者か自分ではわからないことも多く、他者の目を通して理解する、というわけです。この"Looking-Glass effecgt"を昇進制度に応用してみたのが本論文になります。


playerは上司と部下で、部下を昇進させるかどうかを考えます。部下は自分の能力はわからず、上司のほうがより情報を持っています。部下は上司の指示(昇進、降格、そのまま)を通じて自分の能力を読み取り、それに応じて仕事をします。自分の能力が低い(生産性が低い)とわかると努力水準が少なくなります。


このような状況では、やる気を起こさせる(boost self-confidence)ために、昇進政策が利用されることになります。具体的には、上司がより情報を持っている場合、昇進/降格のラインが低めになります。低い能力でも昇進できる(降格しない)ことになります。何でもわかっている上司に降格を言い渡されるのはつらいので、上司もなかなか言えないのです。また、以前にどんな職だったか(能力が判別しやすいものだったか)も重要になります。上級の職は能力がはっきり分かれると考えられるので、これにより階級組織で降格が少ない理由を説明しています。


要約(意約):「次あいつ選ばなかったらやっぱ自信なくして落ち込むだろうなぁ…昇進させてやろうかなぁ…」


感想:非常に簡潔でわかりやすいモデルで、感銘を受けました。多かれ少なかれこういうことは日常あると思うので、implicationも非常に多いと思います。


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2010年02月19日

[論文] Akerlof and Dickens(1982) "認知的不協和の経済学的帰結"

行動経済学のレポートで使った論文をレビューしていこうと思います。


Akerlof and Dickens "The Economic Consequences of Cognitive Dissonance" American Economic Review, 1982


心理学でよく知られる、認知的不協和(Wikipediaより:人が自身の中で矛盾する認知を同時に抱えた状態、またそのときに覚える不快感)について経済学的にモデル化した論文。また規制の導入により不協和を解消させ、厚生が改善されることが示されている。


具体的には、安全な仕事と危険な仕事があり、後者には安全装置を買うかどうかという選択肢が後から加わる、というモデルである。モデルの特性は、1.信念(belief、ここでは危険を認識することによる「怖さ」)からも効用が発生する、2.信念はコントロールできる、3.が1度持った信念は変えられない、という3つである。通常信念はBayes' ruleによって決定されるので(情報があれば)コントロールできないし、そこから効用は発生しない。


このモデルの設定では、労働者は「『怖さ』を認識するコスト」か「安全装置を外すことによるコスト」のどちらかを負担しなければならない。「怖さを正確に認識し安全装置をつける」という行為はbeliefと一貫性がなくなるので行われない。このコストを補償するために賃金は上昇、労働供給は少なくなる。


厚生を改善する方法として、安全装置導入を法的に義務付ける、という方法がある。安全装置が義務となれば、「危険と認識していない自分が安全装置をつけるのはおかしい!」という不協和はなくなる(誰もが安全装置をつけなければならないので)ので、負担するコストが少なくなる。結果、賃金が下がり雇用が上昇、経済全体の厚生が上昇する。


筆者はさらにこのモデルはイノベーション、広告、社会保障、犯罪にも適用できるのではないかと述べている。


要約(意約):自由にすると、「俺怖くねーからこんなん(安全装置)つけねーよ!」って輩が現れるので、義務付けも大事。


感想:なかなかおもしろいモデルで、心理学でも注目されるようにいろいろな問題に適用できそうだ。その後の展開が気になるが、あまり聞かないような気がする。(この論文自体の引用数は多いのですが)
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2010年02月13日

冬学期、無事終了!

行動経済学のレポートも何とか提出することができました。これで冬学期は終了!最後の3週間ほどはまさに嵐のように過ぎ去っていったような気がします。応援してくださったみなさん、ありがとうございました!

とりあえず数日はいろいろ整理して、新たな一歩を踏み出していこうかと思います。

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2010年02月05日

The Economics of Imperfect Labor Markets

"The Economics of Imperfect Labor Markets"を購入しました。日本の労働市場は完全競争とはほど遠く、様々な規制が張りめぐされています。「労働市場を規制緩和せよ」と言ってもどれから手をつけていいかわからないくらい複雑です。ある規制がどのような意味を持つのか、また規制間の相互関係がどうなっているのかを勉強する必要があると思い、購入。春休みの課題とします。


目次は以下の通り。興味のあるとこから読んで行っても良さそうなので、Minimum wagesとWorking Hoursあたりから読もうと思います。

1. Overview
2. Minimum Wages
3. Unions and Collective Bargaining
4. Payroll Taxes
5. Regulation of Working Hours
6. Retirement Programs
7. Family Policies
8. Education and Training
9. Migration Policies
10. Employment Protection Legislation
11. Umemployment Benefits
12. Active Labor Market Policies
13. Institutional Interactions

しかし、労働経済の守備範囲は幅広いなぁ…

(※労働経済のレポートは無事かわからないけど終了!)
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2010年02月04日

期末テスト:ミクロ計量経済


i.multinominal logit推定について。結果の解釈。
ii.Tobit modelの説明と結果の解釈。
iii.IVTobit modelの説明と結果の解釈。


Binary choiceのPanelデータに関する問題。

IVTobit(操作変数を使うTobitモデル)やPanelにおけるBinary choice(二項選択モデル)など、なかなかコア科目ではマニアックなところから出題されましたが、だいたいできたと思います。

これでコアコースの試験は全て終了!まとめは後日いろいろ書きたいと思います。
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2010年02月02日

期末テスト:ミクロ経済

1.Subgame perfect, Perfect Bayesianなど均衡概念について。
2.投資決定に関するSignalingモデル。
3.労働契約に関するPrincipal-Agent問題 with Limited Liability。
4.一方のコストがわからないベルトランモデル。

シンプルな問題だったのですが、あまり出来はよくありませんでした。。特に2はなぜか勉強していなかったという大問題が発生。うーん。

ミクロマクロは終了しましたが、あと3日で計量と労働経済が残っています。疲弊した脳がどこまで復帰するか、というところ。
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2010年02月01日

期末テスト:マクロ経済

テスト1発目、マクロ経済のレビュー。

1.ベルマン方程式。効用関数はlog、生産関数はコブダグラス。消費する主体が2人で、ナッシュ均衡となる消費量などなどを求める問題。
2.サーチ理論。といっても単純なベルマン方程式の問題で、3種類の賃金が降ってくる可能性があり、acceptすれば一生その賃金がもらえる、という状況。
3.ニューケインジアンモデル。NKPCと動学IS方程式が与えられていて、生産性ショックが与えられた時の生産量とインフレ率の動きをごりごり計算する。

だいたいできたと思います。苦手(というより、興味が薄い…)のマクロが悪くない結果となったので、安心です。明日はミクロ!

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2010年01月30日

授業メモ0129

昨日で本年度の授業も全て終了となりました。残るはテストのみです。

・労働経済(サーチ理論)
Accemoglu and Shimer(1999)JPEのEfficient Unemployment Insuranceについて。普通に考えると、失業保険は「保険機能(risk-sharing)」と「働くインセンティブを減らし、全体として生産性が落ちる」ことのトレードオフにあるように見えますが、そうではなく、失業保険の上昇がリスクをカバーするとともに生産性も上げる、というモデルです。企業の投資行動がモデルに入っているのが重要なようです。ストーリーとしては

失業保険を上げる

労働者が「失業リスクが高いが生産性の高い仕事」に応募するインセンティブが高まる

企業が投資を増やし、生産性の高い仕事が増える

という流れのようです。非常に興味深いモデルだと思いました。

posted by とも at 20:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 経済学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月26日

授業メモ0126

・ミクロ
PA理論のHidden information。TAセッションではSignalingの応用をいろいろ。


これで授業は金曜の労経を除きすべて終わりました。あとはテストに突き進むだけ!これまでの反省をいかし、熱く冷静に体調に気をつけてがんばろうと思います!
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2010年01月25日

授業メモ0125

・行動経済学
今日はNeuroeconomics(神経経済学)に関する議論について。非常に興味深いので詳しくは後日まとめたいが、極端な対立軸だけ記しておきます。

ニューロ肯定派「神経経済学で経済学の仮定がおかしいことがわかった。経済学は全面的に書き換えられるべき。」

ニューロ否定派「経済学の仮定は、あくまで現実を表すための「モデル」のものであるから、脳科学の知見がどうだろうと関係ない。」

神経経済学に関する議論は、それに対する理解を深めるだけでなく、脳科学との比較を通じて経済学そのものへの理解が深まります。これは、多くの経済学を学ぶ人に理解してほしい重要なこと。

(22:25追記)
23さんに非常に鋭いコメントを紹介していただきました。引用させていただきます!

>T大のK教授が以前セミナーでおっしゃっていたのですが
『ニューロエコノミクスでは経済理論が誤っていることを探求することが主流だが,経済理論が正しいことをニューロでも正しいと証明することも重要である』
…このことは深い示唆があるような気がします。


・マクロ
引き続きNew Keynesian Model。NKPC(New Keynesian Phillips Curve)の導出など。とにかく計算しました、としか言う事ないです。。。

posted by とも at 21:33| Comment(4) | TrackBack(0) | 経済学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月24日

授業メモ0122など

・労働経済(サーチ理論)
以前やったCompetitive Searchを詳しくやる。Moen(1997)JPEが元。労働者と企業のあいだに競争するsub marketをモデルに組み込む、というものです。


以前twitterで紹介されていた、Behavioural and Experimental Economics (The New Palgrave Economics Collection)をAmazonで注文。期末のレポートに使えるかな…
posted by とも at 22:55| Comment(2) | TrackBack(0) | 経済学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月21日

授業メモ0121+計量レポート

・計量
最後の授業。Logit(Probit) modelとTobit modelをパネルに適応したものと、擬似パネル。擬似パネルとは、パネルデータではないが、同じグループ(地域など)に属する人をまとめて、パネルデータとして扱うものです。

授業後はFinal Reportにとりかかる。National Longitudinal Surveysからデータを抽出しまくる。"KEY VARIAVLE"に重要な変数がまとまっていることに気付かず、無駄な苦労をする。

8年分12000人くらいのデータが集まり、計量分析。STATAのメモリが足りなくなり、メモリ割り当てを行う。実証分析はそれなりに上手くいったと思います^^ レポートも一応下記上がり、一安心。
posted by とも at 21:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 経済学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月20日

授業メモ0119

・ミクロ
今日もPrincipal-Agent Theory。Hidden actionについていろいろやり、Hidden informationにも入った。TAセッションではIshida(2003、下参照)を元にsignalingの例をやった。結婚&再婚市場の話で、離婚率が高い均衡と低い均衡がある複数均衡が生じますよ、という話。

Ishida, J (2003) "The Role of Social Norms in a Model of Marriage and Divorce" Journal of Economic Behavior and Organization


ミクロもマクロも最後に入り厳しくなってきた!あと2週間、がんばろう。マクロはGaliのテキストを借りてきました↓
"Monetary Policy, Inflation, and the Business Cycle: An Introduction to the New Keynesian Framework"
コンパクトで読みやすそう。
posted by とも at 00:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 経済学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月18日

授業メモ0118

・行動経済学
今日は先生の研究をもとに、Confirmity bias(みんなと一緒の行動をとってしまう)やStatus-quo bias(一度とった行動を変えない)を検討する。Time-inconsistencyがあるような問題を扱う場合、通常のゲームと比較すると一風変わったintra-personal game、つまり自分と自分(過去と将来など)を扱うことがあります。これがなかなかおもしろい。


・マクロ
今日よりNew-Keynesianモデルに突入。家計の問題をごりごり解いて、Calvo-priceing(価格改定の機会が確率的に訪れる)を導入した企業の問題をこれまたごりごり解く。計算がたくさんがあったので要復習です。とりあえずDixit-Stiglitz型の効用の最大化問題を解くのがまだ慣れてません。。。

posted by とも at 23:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 経済学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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