2010年05月14日

研究計画について

そういや、私がどんな研究がしたいか、する予定なのか、まだ書いてなかったので書いておこうと思います。出し惜しみしておこうかな、とも感じていたのですが、twitterにて「出し惜しみなんてすんなよ!」と言った言葉を目にしたので書くことにします。


私の専門は、おそらく皆さんもご存知なように、労働経済学です。そして私が行おうと考えているのは、見ている方には予想できたことかもしれませんが、実験室実験です。言うなれば、私は『実験労働経済学』を今後しばらくやっていこうと考えています。


実験室実験は、近年注目を集めている「実験経済学」の中の主要な一分野で、(ちなみにもう1つに「field実験」があります。)被験者を実験室に集め、何らかの意思決定や作業を行ってもらい、そのデータから様々な分析を行うものです。労働の文脈では、「企業」の行動はどうなるか、「労働者」の行動はどうなるか、「経済全体」としては何が起こるか、を考えることになります。


労働経済学における実験室実験は、まだそこまで多くないですが、確実に地位を高めつつあると私は感じます。参考文献としては、Palgraveの行動/実験経済学事典に収録された

Falk and Gachter "experimental labour economics"

があります。また、まだ読んでいないのですが、

Charness and Kuhn(2010) "Lab Labor: What Can Labor Economists Learn from the Lab?" NBER Working Paper No. 15913

が労働経済における実験について詳しく述べているようです。(Handbook of Labor Economicsに掲載予定だそうです。)


まだどっちに転ぶかわからない感のある実験室実験ですが、お遊びでなく、労働経済学のメインストリームの一部となると確信して頑張る所存です。


何だか気恥ずかしいですね。ではでは!(どんな実験をやるかは結局出し惜しみするわけです。)


posted by とも at 23:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 経済学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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