2009年12月20日

現代マクロ経済学講義

これも少し前になってしまいましたが、ものすごくざっくりと『現代マクロ経済学講義―動学的一般均衡モデル入門』を読みました。(しかも半分くらいしか読んでない)


コアコースをとっていても、マクロ経済学の枠組みが全くと言っていいほどわからない。この本を読んで、ようやくわかってきた。第1章をもとに、ざっくりまとめてみる。


・伝統的IS-LMモデル
経験則として使いやすいが、ミクロ的基礎付けが無い
(↑ルーカス批判:経済変数の関係は、個人の行動様式の変化で変わってしまうので、見た目だけのものであり意味がない)


・RBC(基本モデル)
Real Business Cycleモデルは、ミクロ的基礎付けのあるマクロモデルでは基本的なもの。(ラムゼイモデルに労働供給を加えたもの)完全競争・完全情報が仮定されている。
→理論・実証両面に不備がある
→完全競争・完全市場の仮定を緩める必要性


・発展したモデル
完全競争・完全市場の仮定を緩めた、多くのモデルが存在する。いずれも、ミクロ経済学の理論の発展がもととなっており、ここまでくるとミクロとマクロの境界は曖昧である。

代表的な3つのモデル
・New IS-LMモデル…財市場の不完全性を導入←不完全競争モデル
・Credit Cyclesモデル…金融資本市場の不完全性を導入←情報の経済学・契約理論
・サーチモデル…労働市場の不完全性を導入←サーチ理論


こんな感じだそうです。頭の中が整理されたので、非常に良かったです。ただコースワークでは成長論や世代重複モデルを扱ったのですが、これらがどう関連するかは、よくわかりませんでした。
posted by とも at 22:37| Comment(4) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コースワークていうのは普通の授業のことですか??
Posted by fearon at 2009年12月21日 08:39
経済学研究科におけるコア科目のミクロ・マクロ・エコノメの3科目のことです。(アメリカほどではありませんが、)この科目の成績が以後の待遇などなどを決する(と言われている)ので、非常に重要視されています。
Posted by とも at 2009年12月21日 20:18
経済学は、人文学とは違い、そういうかっちりした科目があっていいですね。よくも悪くも明確な基準ていうか比較ができますし。使う/使ったことのあるテキストもきまっていますから♩

がんばってください
Posted by fearon at 2009年12月26日 18:15
院生でも、学部の数学科と物理学科の授業を聴講すると効果ばつぐんですよ。
Posted by うーむ at 2011年02月01日 06:05
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