2009年10月30日

『行動経済学』読了――続・私の原点

『行動経済学』を読み終えました。


最近は行動経済学に非常に興味があります。先日先生とお話したときもその話をさせていただきました。


特に、「内発的動機付けと外発的動機付け」と言うテーマに関心があります。安い報酬はインセンティブとはならず、むしろ逆効果となってしまう場合があります。


この話を考えていくうちにはっと気づきました。先日は「行動経済学が私の経済学に入る原点だ」という話を書きましたが、話はさらに遡ります。


僕は学部に入る前〜学部2年くらいまでは、人材マネジメントをやろうと思っていたのです。組織論やリーダーシップ論のテキストもまだたくさんあります。内発的動機付けはこれらの中でも、重要なテーマです。


人材マネジメントなどは基本的に「(一流)企業の人事部がどうすれば
良いか」という面に焦点が当てられているので結局専攻はしませんでしたが、勉強を進めて行くうちにまた元のところに戻っているなぁ、と感じました。


じゃあこの間に僕は何を身につけたでしょう。その1つは、経済学という道具、「科学的分析」を可能にする能力を身につけつつある、ということでしょう。修士論文ではこの技術をまずしっかりと身につけ、実践していきたいです。

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2009年10月27日

授業メモ10/26,27

・マクロ
引き続き内生的技術進歩モデル。線形近似など。微分方程式の解法が直感的に出てこなくなっているので、復習がしっかり必要です。
TAセッションでは練習問題の解説。生半可にやってしまった感があるので、反省。。。


・ミクロ
Bayesian Nash eq.とTremble hand Nash eq.。前者はincomplete informationが存在するとき、後者は弱支配される戦略による均衡を排除するために用います。
TAセッションは宿題の解説(後述)とincomplete infomationにおけるBattle of Sexesの解の導出。



宿題はこんな感じでした。
1.生産費用が異なるクールノーモデル
2.投票者が一様に分布するHotellingモデル(候補者が2人、3人の場合)
3.2 players, 2 strategiesのゲームでNash均衡が常に存在することを示す
4.Nash Demand Game(1$を分けるゲーム)における混合戦略均衡を求める問題

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2009年10月26日

新たなコミュニケーション

Twitterで一流の経済学者が会話したり、ReTweet(「引用」みたいな感じ)しているのを見ると、新たな時代の到来を感じる。

専門的かつ最新の情報が瞬時に回ってくる。発信者は参加者すべて。そんな可能性を秘めているのがTwitterである。皆さんも、参加してみてはいかがですか。(登録、操作は簡単です!)

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2009年10月24日

授業メモ10/23

・労働経済
Durationモデル(実証モデル)をやって、日本の実証研究を見る。最後は一般均衡のさわり。


再来週が学園祭や先生の出張によりすべて休みになりそうです笑 たまっている復習をここで解消せねば〜

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2009年10月23日

授業メモ10/22

・エコノメ
最尤推定量から得られる統計量(LR,Wald,LM統計量)。すべて漸近的にカイ二乗分布に従いますが、LRは帰無仮説対立仮説双方を、Wald統計量は帰無仮説のみを、LM統計量は対立仮説のみを使用することに特徴があります。計算しやすいのを選んでね、ということらしいです。


宿題が大変だが、もうひとふんばり!

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2009年10月21日

授業メモ10/20

・ミクロ
混合戦略Nash均衡、Nash均衡の存在証明、Incomplete information。いろいろとおもしろいトピックが出てきました。
TAセッションはGibbonsの練習問題とある論文の一部の解説。後者は戦略が連続的な場合の混合戦略におけるNash均衡を求める問題。計算がなかなか煩雑になります…


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行動経済学――私の原点

『行動経済学 経済は「感情」で動いている』友野典男


まだ途中までしか読んでいないが、ちょっと読めそうに無いので先にレビュー。


この本を読むのは数度目である。実はこの本、僕が経済学に大きく足を踏み込むきっかけとなった本のうちの1つである。(もう1つは「ニート」って言うな!)確か買ったのは学部2年のとき。


近年経済学を席巻している行動経済学についての本。プロスペクト理論、双曲割引などなど、様々なトピックを網羅。


新書とは言え、あなどれない。他の行動経済学の一般書より丁寧に(というより経済学者でもしっかり読めるように笑)書かれている、という印象。主観確率の関数形など、テクニカルなとこが嬉しい。


行動経済学の入門としては良い一冊だろう。もちろん、既存の経済学をそれなりに勉強してからの話だけども。僕はそうではなかったかもしれないが。


―――


経済学に興味を持ったとき、経済学に進むことを決めたときなどの気持ちが思い出せた気がする。研究は行動経済学的要素を絡めて進めていきたいな〜。

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2009年10月20日

授業メモ10/19

・行動経済学
イントロとして行動経済学の目的、伝統的経済学の関係。「行動経済学は既存の経済学の延長線上にある」という思考は常に理解し、伝えていかなければなりません。
続けて内発的動機付け。報酬をあげると献血は減り、罰金をかけると遅刻は増える。外的報酬による内的報酬のcrowding outが、重要なテーマです。来週はBenabou and Tirole(2003)からこのテーマを考えるようです。


・マクロ
内生的技術進歩(Romer(1990))の続き。じっくり計算していただけるので専攻でない僕には適度な感じです。TAセッションは練習問題の解説(以後ずっとです)


マクロの練習問題が大変そう。ミクロも課題が出たし、行動経済の予習もしたいし、突然忙しくなった感じ。がんばらねば〜


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2009年10月19日

論文メモ10/18+α

Drew Fudenberg(2006)"Advancing Beyond Advances in Behavioral Economics" Journal of Economic Literature


授業のReading Listにあったので読む。背景知識のせいか英語の未熟さのせいかよくわからないとこも多かったが、行動経済学に対する建設的批判(?)がためになりました。

面白かったのは、その現象は「均衡」にあるのかどうかという問題、行動経済学と「限定合理性」の関係などです。


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岡田章先生によるエッセイ「エリノア・オストロム教授のノーベル経済学賞受賞の意義」オストロム氏の業績と経済学との関係がよくわかり、非常にためになります!池田信夫先生が批判してるのでそっちに流されちゃうんですよね^^;

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2009年10月18日

授業メモ10/17

・労働経済
On-the-job-search。仕事をしながらも職探しを続けるモデル。次に実証のDuration model。Hazard functionは頻出なので、しっかり復習しないとな〜。



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2009年10月16日

授業メモ10/13,15

・ミクロ
支配戦略、合理的戦略、ナッシュ均衡などを定義を中心に勉強。TAセッションで混合戦略と行動戦略の関係、ベルトラン均衡、共有地の悲劇など。


・エコノメ
引き続き最尤法。来週もやるようだが、最尤法の理論はこの授業でそこまで重要なのだろうか…


明日は初めて「研究会」に出るかもしれません。

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2009年10月12日

ノーベル経済学賞

2009年のノーベル経済学賞(正式にはスウェーデン銀行なんちゃら)が発表されました。


Oliver E. Williamson氏
取引費用アプローチの人のようです。


Elinor Ostrom氏
共有資源に関する分析の人のようです。政治学っぽい人?(ちなみに、この賞は純粋に「経済学」でなくても良いので問題ありません。)


「組織の経済学」になんか業績載ってるかな〜。

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2009年10月10日

2学期と1学期

2学期が始まって1週間強経ちました。まだ日も経っていませんが、1学期よりかなり余裕があるように感じます。自分のペースを上手くつかめています。


そのうち宿題が出たりして忙しくなるでしょうが、今の気持ちを忘れずに
マイペースで進んでいきたいです。今期は、定期的に運動とかもしたいな〜。


※といいつつ、今日は1つの問題に何時間もかけてしまいイライラしましたが…。結局解けてませんし。

posted by とも at 20:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 大学院生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月09日

授業メモ

・労働経済
人数は少ないですが、当面講義形式で進みそう。今日は先週の基本モデルの拡張。連続形、労働市場からの退出、確率的離職など。

サーチは面白いけど、数学的に難解そうで手を出しにくいな〜。

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人事経済学

『人事経済学』樋口美雄

東京への行き帰りの途中で読みました。

採用から退職まで、企業の人事部が行う活動を経済学的に分析した本。合理的な経済学的分析が、淡々と書き連ねられている。行動経済学が「流行り」の今では、売れないかもしれない。

基本は、どんな場面でもコストとベネフィットを勘案して決定しましょう、限界利益と限界費用が一致する点で変数は決まるでしょう、と言うお話です。ビジネスマンの方は、冷静な分析力を得る、という意味で有益だと思います。

僕にとっては核となる人事戦略の話は知っていることが多かったので、むしろ序章にあたるデータのほうが興味深かったです。2001年時点では労働市場の流動化も年功制も大きく変わってはいません。今はどうなのでしょう。

次の一節が冷静で的を射ていると思ったので、引用して締めたいと思います。(pp50-51より)


>おそらくわが国の労働市場の流動化は、当面、すべての人の転職率が上がるというよりも、長期雇用者と短期雇用者が二極分解しながら、短期雇用者の比率が上昇することによって流動化すると考えられるからである。


おそらく、「長期雇用」は一定比率で残り続けるのです。


※体調は回復。お騒がせしました!
posted by とも at 00:39| Comment(1) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月08日

休養日増加

1日ゆっくりと休みました。さらに、明日の1限が台風の影響で休講になりそうなので、明日はゆっくりと活動しようと思います。


風の音で寝れなそうだけど…
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2009年10月07日

明日は休養日

体調を崩してしまいました。明日はお休みにします。ちょっと体力を過信したかなぁ。。。


授業メモ
・ミクロ
ゲームの定義。混合戦略と行動戦略の違いはしっかり理解しなきゃ、と思った。TAセッションは数学の復習。結構忘れてるなぁ…。そして、数学に対する貪欲さが薄れてきてしまっている。



posted by とも at 01:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 大学院生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月05日

今週より本格化

週末はちょっと東京に帰ってました。いろいろな人と会って気が引き締まりました。ちょっと自分に甘えていた気がします。


授業メモ
エコノメ:最尤法の基礎。この授業では漸近正規性の証明とかはいらないとは思うけども…

労働経済:サーチ論の基礎の基礎。人数が少ないので輪読になるかも。


今週はいよいよミクロマクロ開幕!

posted by とも at 00:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 大学院生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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